宇祖田都子の短歌の話

森羅万象を三十一音に

自選短歌五首

令和三年一月自選短歌五首

短歌ってどうすれば短歌になるんだろう。 わたしは、ずっと散文を書いてきた。 だから、散文の脳になっていて、散文の脳では形容詞はご法度だった。 短歌はレトリックだ。短歌はイリュージョンを盛る器だ。 これが、今のわたしの短歌観で、そのための試作を…

令和二年十二月 自選五首

令和二年十二月の うたの日 五選 十二月。まったく駄目だったという印象しか残っていないのですが、振り返ればそれなりに、好きな短歌を詠めていたのが、救いです。これが、わたしの十二月の自選五首です。 2020年12月03日『転』心 0 音 10 横たわり手足を伸…