2021-09-05 令和三年八月自選短歌五首 自選短歌五首 朝の窓背後の影はゆく夏のロマンスだつたはずの言霊 まるつけて提供臓器にまるつけて免許証裏にもっとまるつけて 『 許 』 オブラートおいしく進化しそこねて生活感のないワンピース 『 進 』 オルガンは建設途中自然保護団体からの差し入れは葱 『 然 』 たくさんのホットケーキを私書箱へ二階から投げ込む日曜日 『 日曜日 』