2021-11-06 令和三年十月自選短歌五首 自選短歌五首 短歌って難しいなと、このごろとくに感じています。 作りたい短歌の尻尾を追いかけて 短歌に尻尾があってもいいの? という気分の十月でした。 茶柱の立てば喜ぶ人といてラ・ムーは菊池桃子のバンド 『 解散したバンド 』 ものすごく大きな犬が引っぱって曲がった棒の匂いに似てる ベランダの洗濯物の影揺れて私は鍵っ子だったと思う 午前二時プラトニックが音立てて落下してくるシングルベッド 『 プラトニック 』 濁点の距離でベッドに横たわる二人が愛を濁らせている 『 濁点 』