宇祖田都子の短歌の話

森羅万象を三十一音に

令和五年七月の自選短歌五首

そういえば、先月は自選してなかったみたいです。読みたい(詠みたいではなくて)短歌が作れなくて、あ~あと思うことが多い日々です。

そんな中、suiuという短歌の投稿サイトに出会い、そちらは「お題」などにこだわらず、その静謐な雰囲気に浸ることで、なにかまた違った気分でつくることができます。

suiu.bubbleapps.io

七月の自選歌は、suiuに投稿したものが多いです。それにしても、わたしはわたし好みの短歌を作れるようになるでしょうか。その瞬間を楽しみに、どんどん作って、生きようと思います。

それでは令和五年七月の自選短歌五首です。

7月5日 RIUMさんの#連想短歌 純粋
好きなのはあなたがくれたシーグラス濁っていてもきれいね 今も

 

7月10日 suiu
びしょ濡れの肩で扉を押し開けて運命たちと雨宿りする

 

7月10日 suiu
風が葉を奏でる音に意味はないだからこんなに宇宙は近い

 

7月14日 うたの日『 遠距離恋愛
片想いしてるときより遠いってこれが相対性理論なの?

 
7月16日 suiu
これがこの地球最後の一本の線香花火だよ火をつけて

 

今月は、#CD短歌夏フェス2023と、「うたそら」がありますね。どんな短歌ができるか楽しみです。それでは。